青く灯る真空管。PSVANE WE300B
300B真空管アンプLine Magnetic LM-217IAを導入してからというもの、 購入したばっかりで積極的に使ってみたいと言う思いもあり、300Bアンプで音楽を聴く機会が増えています。
しかしLine Magnetic LM-217IAには気になる部分もあり、もう少し音をコントロールしたいと言う思いからパワー管を交換することにしました。
300B真空管と言えば、真空管の王様と称されるくらいに、Western Electric 300Bが有名ですが、高くて買えないのでWestern 300Bを忠実に復刻したとされ、評価の高いPSVANE WE300Bを購入しました。
PSVANE WE300B TUNG-SOLKT170
真空管に電気を通すもオレンジ色に光っている感じがしません。
ただなんとなく白く曇った様に見える気がします。
部屋の電気を消して真っ暗にしてみると、青い光が発せられているのがわかりました。
写真はiPhoneで長時間露光モードで撮影しているので、鮮やかに見えますが、実際はほんのり青く輝いているといった感じです。
調べてみると、グロー放電と言い新しい真空管でよく起こる現象らしく、プレートから漏れた電子がガラス管に当たって起こる現象とのことです。
幻想的な雰囲気を味わえてちょっと得した気分です。
肝心の音ですが、まずわかるのが音がクリアになり、高域にかけての煌びやかで繊細。
そして気になっていた音像が広すぎるところも無くなく適度に締まり、音にリアリティーが出てきたことが挙げられると思います。
普及版PSVANE 300Bも悪くなかったのですが、一旦こちらを聴いてしまうと元には戻せません。
Gold Lionなど他にも気になる球はありますが、とりあえずWE300Bをじっくり聴き込んでからにします。
まずは整流管の交換が先かな。
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