改造中の真空管アンプ 続・最終編?? オイルコンデンサー。。。

真空管アンプOLDCHEN KT88 K3.jpg


前回念願だったアウトプットトランスの交換も終わり、最高の音が出るはずだった予定だったのですが、パワー管部分のカップリングコンデンサをGolden Black AMCYオイルコンデンサにした時から、何か自分の目指しているのとは方向とは違う音になってしまい、我慢ながら音楽を聴く状態が続いています。

もう交換してから100時間以上は電源を入れているでしょうか。

時間がかかると言われているオイルコンデンサのエイジングもかなり進んできていると思います。

低音の違和感も徐々に減ってきて、全体的な厚みを増してきましたが、帯域が狭くまた中高域の抜けも良くありません。

オイルコンデンサの音とはこのようなものなのだろうか。

それともコンデンサとの相性が悪いのか、他のメーカーのオイルコンデンサならいけるのだろうかなどいろいろ調べてみました。

いろいろ調べるうちにオイルコンデンサには方向があり、耐久性や音などの面から揃えておく方が良いとの事でした。


オイルコンデンサー 極性.jpeg



コンデンサを購入したときにOUTER(外側)と言う文字が書いてあり、なんとなく方向があるのだろうとは認識していましたが、そのOUTER(外側)と書いてある方を出口と解釈してスピーカー端子の近い方にしておきました。

でもよくよく調べてみるとOUTER(外側)っていうのはコンデンサーの巻の外側と言う意味で、こちらを回路の高圧側(インプット端子に近いほう?)に向けるのが正しいとのことです。



前回取り付けたオイルコンデンサー.jpeg


あまり音に影響はないと言う人と、影響があると言う人がいましたが気分的に良くないので回路を辿って行き、おそらくこちら側だろうと言う方向にしてみる事に。

最初とは反対です。



極性をあわせて取り付けたオイルコンデンサー .jpeg


入れた変えたことで音も変わりました。

中高域の何かこもったような音がなくなり、少しすっきり聞こえるようになりました。


でもやっぱり自分の目指す音とは違うのです。

なんとなく古臭い音といった感じです。

昔のジャズだけを聴くならベストな音かもしれません。

カートリッジで言うとオルトフォンのSPUのような音です。

私も好きで愛用しています。

でも何を聞いてもこの音になってしまうのはちょっと嫌です。


我慢しきれずパワー管部分だけJantzenAudio Z-Superiorフィルムコンデンサに戻しました。

ドライバー段部分はGolden Black AMCYオイルコンデンサを残したままです。



オイルコンデンサーをフイルムコンデンサーに戻す.jpeg


やっぱりこの音です。

こちらの方が断然いいです。

オイルとフィルムの良いところが生かされています。

今までコンデンサをグレードアップしたら、抜けが良くなったりレンジが広くなったりする方向に行っていましたが、オイルコンデンサはどちらかと言うと個性を付け足して音を調整する物といった感じがします。

そういえばGolden Black AMCYの説明にも、ビンテージ オイルコンデンサに代わる新たな選択肢として、と書いてありました。

古いアンプなどの修理部材用途として開発されたものなのかもしれません。

ビンテージアンプがワイドでクリアな音に変身してしまうと台無しですからね、、、、、。



しかしGolden Black AMCYの事を散々に書いていますが、この後カップリングコンデンサで迷走。

次回に続く。







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