中国製真空管アンプの整流ダイオード 交換

日々改造できる所はないかと模索中の中国製真空管アンプ"oldchen k3 kt88"です。

しかし気軽に触れるとこがだんだん少なくなってきました。

電源用のコンデンサを交換してみようとJJ製のブロックコンデンサと、そのお買い物ついでに整流ダイオードも一緒に注文しました。

しかしコンデンサは在庫切れと言うことで整流ダイオードのみの注文になってしまいました。




真空管アンプのオリジナルのダイオード .jpg



KBU1010 ブリッジ整流器.jpg



アンプに搭載されていたのは"KBU1010"と言うブリッジ整流器でした。

1000W 10Aと言う規格のものです。

これに置き換えるとなると選択が少ないです。

そして今回選んだのがショットキーダイオード"C4D02120A"です。


ショットキーダイオード C4D02120A.jpg



スイッチング時間が短く高速で、逆回復電荷量も少ない次世代のダイオードです。


ブリッジ整流器からの置き換えは4個のショットキーダイオードが必要です。


ショットキーダイオードの向き.jpg.jpg




分かりやすく絵にするとこんな感じになります。

作業は簡単です。



恐る恐るスイッチを入れ、無事に電源が入ることを確認。(^_^)

そして試聴です。


すごい。

音は予想以上のグレードアップです。

荒さが減り澄んだ音になりました。

空間表現も素晴らしいです。

低域も深い方へ伸びた印象です。

もうやることがないと思っていましたが、まだまだ見直しできそうな部分がありそうです。






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