2017年12月11日

THORENS TD320MKII レコードプレイヤー改造

TP90.jpg


中古でTHORENS TD320MKII/TP90と言うレコードプレイヤーを入手しました。

私が若い頃の憧れのプレーヤーです。

当時はダイレクトドライブプレーヤーの全盛期でベルトドライブはコンポ付属の安物のプレーヤー以外ほとんどありませんでした。

でも海外製のトーレンスはベルトドライブを採用していました。

しかもターンテーブルがバネで吊られており、触るとボヨンボヨン動いて良い音が出るとはとても思えませんでした。

でもオーディオ店では高級オーディオコーナーに鎮座しており、どんな音が出るのか興味深々で見ていました。


当時はがっちり系見た目のオーディオが大流行りでした。

私も比較的手ごろな価格のYAMAHAのGT-750を購入しました。

その後は色々と試行錯誤しながら長年満足して使っていました。



改造したGT-750.jpg
以前所有していた改造しまくりのGT-750



でも置くスペースがなくなってきたのでもっとスマートなプレイヤーは無いかと、rega planar2に買い替えました。

でも何かちがいます。

決して悪い音では無いけど、優しい音で力強さや躍動感が少し物足りません。

俗に言うアナログらしい音なのかもしれないけど、私はそのように聞こうと思っていないので好みが違うと言うことでしょう。

そこでいちど原点に戻ろうとKENWOOD KP-900を中古で購入してみました。

サイズもYAMAHAより1回りも2回りも小さいです。

価格はregaの半分位でした。

出てきた音は驚きでした。

この価格でこの音は素晴らしいと言う一言です。



コルク+フェルトシート完成.jpg



でも私の理想の音とは少し違います。

スッキリしすぎて優等生過ぎるのです。

体で感じる様な音の厚みや、泥臭さが足りないのです。


そこからまた試行錯誤の道が始まりました。

中古で入手しては売り、入手しては売りの繰り返しで、やっと光が見えてきたのがTHORENS TD320MKIIでした。


発売されてから30年近く経つ製品です。

いろいろと調整や修理をしてしないといけないところがたくさんあり、私の予想以上の労力がかかりました。

一見問題がなさそうでもパーツの至る所に老化があり、それを調整・修理するだけで音質が改善されていきました。

それを説明すると書ききれないので今回はやめておきます。

でも約1ヵ月程かかった試行錯誤の修理で想像以上の音に仕上がりました。

自分でメンテナンスできない人はビンテージのトーレンスを購入するのはやめておいた方が良いかもしれません。

運よく歪み無く鳴ったとしても、なんだTHORENSってこんなものかって感じで終わってしまうでしょう。

90年代以降の当時5万から10万ランクのダイレクトドライブの良品を探す方が確実に幸せになれると思います。




色々あったメンテもこれだけで終わらないのが私の悪い癖です。

この写真を見て何か違和感を感じた方はおられるでしょうか。


TD320MKII改造2.jpg



トーレンを持っておられる方はすぐにわかるでしょう。



トーンアームを別のS字型アームのプレイヤーから移植しました。

カートリッジの交換を気軽に楽しめるように、TP90のストレートアーム部分をカットして、別のプレイヤーからS字のアーム部分を切り取って移植しました。

ついでに配線を全てオヤイデから購入した物に入れ替えました。

極細 リードワイヤー AWG36(2706)
https://oyaide.com/catalog/products/2706_10m.html

3398-SY 1芯シールドオーディオ機器用内部配線材
https://oyaide.com/catalog/products/3398-sy.html


1連の作業は試行錯誤の繰り返しで約1週間ほどかかってしまいました。

何度ホームセンターに通ったことか。


TD320MKII改造3.jpg


アームを交換したことでの音質の変化(老化?)は分かりませんが、配線材を交換したことで音質は上がりました。

重圧感のある密度の高い音に仕上がり大満足の結果です。



TD320MKII改造1.jpg



TD320MKIIダストカバー.jpg


ダストカバーも新調しました
赤みのある木目調の本体もダイノックシートも貼ってリメイクしました。
これも大変でした。(^_^;)








posted by fafofaf at 23:35| Comment(0) | オーディオ | 更新情報をチェックする
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